就職や転職に絶対にあるのが【面接】ですね。そんな面接でも穏やかなムードの面接もあれば、圧迫的な面接もあります。
圧迫面接といいますと、わざと嫌な質問をしたり、こちらを嫌っているような態度を見せて、プレッシャーをかけてくるタイプの面接です。もちろん面接官はあくまで採用の試験としてプレッシャーをかけてくるのであって、本人に悪意はないとは思うのですが、それでも怖いものは怖いです。
今回は、圧迫面接に遭遇したときのために必要な心構えなどをお伝えしていきます。しっかり準備すれば怖くはありませんので、どんな面接が来ても安心して対応できるようにしていきましょう。
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そもそもなぜ「圧迫」してくるのか?
なぜ、こんな意地悪な質問ばかりするのか。嫌な態度ばかりとるのか。それは、あなたが苦境に立たされた時、どういう対応をするのかをチェックするための一つの手段です。
仕事をしていると、いつも平和で穏やかな業務ばかりというわけにはいきませんよね。ときにはクレーマーに遭遇することや、上司・同僚との揉め事などもあるわけです。
そうしたトラブルに接した時、あなたがどうするかを面接官は見ています。
圧迫面接の心構えは?
では、実際にそのような状況に遭遇した時、どう対処すればいいのか見ていきましょう。
テクニックよりマインド。心構えが大切です。
喧嘩腰にならない事。まずは基本ですね。
相手はこちらのストレス耐性を見ています。決して挑発に乗ってはいけません。
嫌なことを言われても、これは面接でわざとしていることなのだということを理解し、それを楽しめるくらいの余裕を持ちましょう。相手は自分より遥かに格上の経験豊富な面接のプロだと思うから怖くなるのです。
でも大丈夫。面接官も普通の人間です。毎日がんばって働き、仕事に悩んでいる人間なんです。面接官も上司に悩まされているかもしれないし、家族とうまくいっていないかもしれません。
特別な人間ではありません。あなたと同じ普通の人です。それを心に刻んだ上で面接に臨みましょう。
相手の話を聞き、理解を示す
いろいろなことを言われますが、まずはちゃんと話を聞きましょう。
明らかに間違ったことを言ってきても、一旦理解を示します。「はい、そのとおりかもしれません」と相手に歩み寄り相槌を打ちましょう。
一旦歩み寄ったうえでこちらの言い分を言うのがポイントです。「はい、そのとおりかもしれません、ですが私は◯◯だと思っています」という風に言います。
一度相手のことを肯定した上で、こちらの意見を言うのが良いです。なぜならば、最初から否定から話をする人は何でも否定すると思われてしまう可能性があるからです。自分の意見を言うときは、まずは話を受け入れてからいいましょう。
普通に会話をする時と同じですので、あまり考えずにまずは受け入れましょう。
余裕を持つ
面接官はこちらを焦らそうとしてきます。質問を畳み掛け、こちらの動揺を誘います。ですが、それに釣られてペースを乱してはいけません。
常に、笑顔を絶やさず、気楽に構えていましょう。圧迫面接で見られているのは、質問にちゃんと答えられるかというよりは、いかに慌てず取り乱さない行動ができるかどうかがポイントになってきます。
余裕ある態度でいるべきなのです。
「期待されている」と思うこと
圧迫面接は、応募者の人間性を知るための面接です。どちらかというと、後半の選考で行われることが多いです。
能力については前半で理解したから、あとはあなたの人間性について教えてもらおうというわけです。そういう意味では、あなたに期待しているからプレッシャーをかけて試しているのだと言えるでしょう。ですから「チャンス」だと思って喜ぶくらいの心構えで面接に臨みましょう。
圧迫面接の時を乗り切る まとめ
いかがでしたでしょうか。何回か面接をしていると嫌でも圧迫面接にあたる事もあります。
しかし自分のマインド・考え方次第ではなんていう事はありません。しかも事前に準備してさえいれば、どんな面接に当たろうが怖い物はありません。面接官だって一人の人間です。あなたと何も変わらないのです。だからこそ怖がらずに楽しむ事が大事だと思います。
ポイント
- 言葉のテクニックよりマインド・心構え
- しっかりと相手の話を聞き、理解をする
- 余裕を持つ
- 期待されていると思う
怖がらずに、会話を楽しんで面接してみてはいかがでしょう。きっと上手くいくと思います。